こんにちは！
認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの山本裕子です。
産後ケア教室で日々、産後女性と接していると、毎回「全部メモしたい！！」という言葉がたくさん飛び出します。
でも・・・
・これを私一人だけで味わうのはもったいない！
・産後の女性の思いをもっと多くの人に知ってもらいたい！！
・産後ケアの意義を生の声で伝えたい！！！
ということで、先日からスタートした、受講者インタビュー。
第４弾は、桑名教室2-3月コースに参加し、6月コースで双子母の介助ボランティアを担当してくださったしょこたん＠産後４ヶ月（コース受講時）
実はしょこたんとは、昨年８月にオンラインの産前産後の母親サロン出会いました。
当時、自宅安静状態となっていて、身なりを整えるのも大変ということで、画面をOFFにして、声だけでのご参加でした。
そこから、マドレボニータ東海TOMOSメンバーが様々なフォローをしてくれて、無事出産。
そして産後4ヶ月が経ち、産後ケア教室2-3月コースへと足を運んでくださいました。
また、産後ケア教室を卒業した後「6月コースにて双子母が参加するのでサポーターさん求む！」の呼びかけに、一番乗りで手をあげてくださったしょこたん。
この1年近くのしょこたんを見てきて、どんどん美しく、そして「あー、これが本来のしょこたんなんだな」というところがいっぱい見られるようになって来て、今回はそんなしょこたんの変化を追ってみたくなり、インタビューをお願いしました！
ぜひ、そんなしょこたんの声をお読みください。
-マドレボニータの産後ケアを知ったきっかけは？
妊娠中、私の母と(マドレボニータ東海TOMOSの)さーやんが、あるコミュニティで繋がっていて、母経由で産前・産後の母親サロンのことを教えてもらったんです。切迫早産のため外出もできなかったんだけど、オンラインで参加できたので、横になったまま、顔出しもせず、参加させてもらいました。
-その時はどんな気持ちでした？
自分だけ画面OFFで申し訳ないなと思いました。Zoomでありがたかった一方、どこか参加しきれない感はありました。
でも、コロナで母親教室とかが全くなかったし、何かしら勉強しておきたかったので、こういう機会があってよかったです。
-その後、TOMOSメンバーがいろいろ声かけてくれたんですよね！
そうなんです。出産の1週間前くらい、動いていいよ！って言われた時期に、さーやんが声かけてくれて、赤ちゃん抱っこ体験会にパートナーと参加しました。
パートナーには「育児は手伝いじゃないよ」「私に教えてって言っても、私だってはじめてだからね！あなたも覚えてください」という思いを伝えて、一緒に参加しました。
-そうやってパートナーに最初から伝えられてたのはすごい！！なんでそう思ったの？
私はずっと仕事もやっていたし、戻るつもりだったから、家事・育児・仕事を自分一人では無理だし、一緒にやらないとやっていけない！と思ってたんです。それに、彼もやってくれる人だろうなと思っていたから、余計に言えたんだと思います。
-そんなパートナーとは、産後ケアサロンにも一緒に参加してくれましたよね！！！あれからなんか変化はありましたか？
サロンでの対話で、お互いに「一人になる時間が必要」ということがわかったので、あれからは互いが自分の好きな時間に集中できる時間を作ろうとしています。平日も夫は仕事から帰ってきた後とか、休日とかも家のことを結構やってくれるから、ゆっくりできてないよなーって思って、休日に時間を作ってあげたんです。それが大きな変化かも！
-産後ケア教室には、ずっと参加しよう！という強い思いがあったんですか？
4回コースには、産後3、4ヶ月の頃、どうしようかな？と正直迷ってて。出かけるのもなぁ・・・って。
そんな時にさーやんから再び猛プッシュが！人数が少ないからということも聞いて、じゃ、参加するか！って。
そんなに長時間、（赤ちゃんと）二人で出かけることがなかったから、その練習にもなるかな、って。
正直いくぞ！って感じではなかったです（笑）
-そうだったんだ（笑）。
でも、実際に受講してみて、どうでした？？まずは全体的な感想から聞かせてください。
行ってよかったです！ずっと出かけてなかったから、人と喋ったり、体を動かしたり、いろんなことを久しぶりに体験できて、そこで初めて「あ、ストレス溜まってたんだ！」って気づいたんです。一回出かけるだけでこんなにスッキリするんだというのも新鮮でした！
1週間に1回だから、それほどハードルも高くないし、何より娘と一緒に行けたのがよかったです。
-エクササイズはどうだった？
全然ゆるくないじゃん！って思いました（笑）。
産後って、ヨガやストレッチくらいのイメージで徐々に負荷を上げていくのかな、って思ったら、いきなりハードでびっくりしました。リズム感もなくて大変だったし、筋肉痛が酷かったんですよ。妊娠前にはちょっとだけパーソナルトレーニングを週1、2やってたんですけど、妊娠中は全然体を動かしてなかったから。でも、その疲れが心地よかったんです。
まだ人様に見せられるレベルじゃないけれども、1回目より2回目に「体が覚えてる！！頭はついていかないけれど、体が覚えてる」って！
3、4回目には筋肉痛を感じなくなってきた。体が慣れてきて、疲れは出るけれど、もうだめだって感じではなくなって来たんですよね。
-うんうん、その衝撃をいつもインスタに投稿してくれてましたよね！そういえば、しょこたんのハッシュタグが面白過ぎて、毎回楽しみだったんですよ！例えば「#私だけ猫背」「キリンのような背筋を手に入れろ」とかね（笑）
笑！あれは、いつもインスタでチェックしていた２児の母の真似なんです。イラストで育児日記を投稿している中でハッシュタグが毎回面白くて。私も、どうせやるなら楽しくやろう！と思って、投稿してみました（笑）
-対話のワークはどうでしたか？
人生のこと、パートナーのことのように重ためなテーマをあれだけしっかり考えて、真剣に誰かに話すことっていうのは少ないですよね。
コロナになって余計に少なくなりました。2,3分でぎゅっと考えて伝えて、、って真剣に考える時間が、今までの人生の中であんまりなかったんです。だから、いい時間、いいきっかけになりました。
それを繰り返す中、自分はこういうことやりたいな、とかレッスン以外の時間にも考えられるようになったんですよね。自分はこういうことがやりたいんだなって。2,3分話すだけで、だいぶ違うんですね！
それに、これまでの人生の中では、やってみたいことはあっても、まいっか、やらなくても・・・って思ってたんです。
でも、こうやって考えていく中で、そう思うのはもったいないなって思って、どんどんやりたい！が溢れてくるようになりました。
パートナーにも「こういうことやってみたいんだけど」と言えるようになりました。夫からはいつも「いいんじゃない」って言われるから（笑）、その言葉に後押ししてもらってます。最近では、TOMOSの活動にも興味があるんです。
おー、ちょうど今、今年度のTOMOSメンバー募集してるしね！復職前のリハビリにもすごくいいと思う！！！
さーやんも喜ぶね！！！！（笑）
-セルフケアはどうでしたか？
カップルサロンで気づいた"一人時間を取る"ということも、意識的にやってます。肩回しのエクササイズも、子どもを見ながら取り組むようになりました。そうすると、自分をケアする時間を取れたんだから、今頑張れる！健康に気を使えてる！！って気持ちがアガって、頑張れるんです。
-うんうん、自分をケアするって、結局は家族のためにもなるし、周りの人にも優しくなれるんですよね。
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はーい！前編はここまで（笑）
しょこたん、ありがとうございました！！
後編では、双子母のサポーターをやって見えてきたこととか、これからの自分に期待することとか、引き続き、熱く聴かせていただきます！
どうぞお楽しみに！！
マドレボニータ東海TOMOS & 山本裕子
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