一番近くの夫にわかってもらいたい〜岩砂マタニティ教室1月2週目〜

こんにちは！

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの山本裕子です。

１週お休みを挟んで、岩砂マタニティ教室２週目を迎えました。

前回お休みだったお二人も合流して、全員集合！！！

初めまして！のお二人も、以前「産前産後の母親サロン」に参加してくださっていたので、お久しぶり！の再会。

赤ちゃんもぐっと一回り大きくなって、ぷくぷくになってるー！！！

２週目も自己紹介からスタートするのですが、前回参加してくださった方から 

「前回、先生に股間の色見てきて！って言われたから見てきたら、もうめっちゃ黒かったから、今日はエクササイズ頑張ります！！」とめっちゃ前のめりなカミングアウトが！！（笑）

でも、残念！！

股間じゃない！股関節やから〜！！！足の付け根の色やから〜！！！！！とみんなで大爆笑（笑）

一気に場の空気が和らぎました^^

で、足の付け根の黒ずみを綺麗にしていただくために（って、それだけじゃないけど！笑）

じっくり全身の筋肉を使って、まずはエクササイズ。

前回参加してくださったお二人も、少しずつ安定感が出てきているにもかかわらず、

ご自身ではあまりの必死さに、まだそれを実感できる瞬間は少なかった様子^^;

初めて参加のお二人は、多少ふらつきながらも、必死に赤ちゃん抱っこでエクササイズに挑戦してくださいました。

「ハードとは聞いていたけれど、これ・・・地味に汗かくんですね」と。

写真でもわかると思いますが、この時期に半袖・裸足でも、全身ポカポカになるくらいの運動量なんです！

体が温かいと、心も緩んでくるんですよね。だから、どんどん表情も緩んできます！

気持ちが緩んだところで、後半は３つのテーマでシェアリング。

出産を機に、物理的な変化だけじゃなくて、精神的にもものすごく大きな変化が起きる

「人生・仕事・パートナーシップ」という３つのテーマ。

だから、戸惑うこともあれば、なかなか先が見えてこなくて、悶々とするけれど、

かといって、じっくり腰を据えて語る場や、聞いてもらえる場がないのが現状。

そして向き合うのも、ぶっちゃけめんどくさいテーマだったりします。

でも、体を動かした後だったり、ちゃんとデザインされた場だと、不思議と言葉が出てくるんですよね。

最初こそ戸惑っていた皆さんも、話していくうちに、手が動いて、表情も豊かになっていく！！

この時聞き役だったAちゃんは、声に出して「うん、うん」と必死に相手の方の話を聞いていて。

その姿があまりに微笑ましたかったので、レッスン後にそのことを伝えると、

「もう産後、誰とも話さないから、このままじゃ仕事復帰もまずいなーって。

（コミュニケーションを）練習しなくちゃ！！と思って参加しました」と話してくれました。

うんうん、自分を語れる言葉、相手の話を聞ける耳を取り戻していきましょう〜！！！

夫に期待しなければ、自分が傷つかずに済むし、それが一番楽なんだ。

そう思って過ごしてきたけれど、前回のレッスンで、それは小手先の対策で、何の解決にもならないと知って混乱した。

２週間、何度か考えてきたけれど、結局どうしていいかわからず、今日を迎えた。

今、話してみたけれど、まだどうしていいかわからない。

 そんな話を「あれ？なんで涙が出るんだろう」と涙を流しながら、話してくださった方がいました。

何がしんどいのか？何が悲しいのか？

涙の理由を探っていくと・・・出てきたのは

「夫に、私が頑張ってることを分かってもらえなくて、それが辛い。夫にわかってもらいたい」

＜どうしたらいいか？＞という対策を先に考えようとすると分からないことも、

＜自分はどうしたいか？＞を考えていくと、おのずと見えてくることがある。

じゃ、夫にわかってもらうためには、どうしたらよいか？を考えていくと、

「私の気持ち、察してよね」じゃ全然伝わるわけもなくて、

やっぱり言葉で伝えていかなくちゃいけないんですよね。

めんどくさくても、最初はなかなか分かってもらえなくても、

しつこく「私は、あなたに思いをわかってもらいたい！！」と気持ちをぶつけていくしかない。

そして自分の思いをぶつけるだけじゃなくて、相手の気持ちもちゃんと引き出して受け止めていける関係性を作っていかなければ。

だって、わかってもらいたい！！という気持ちが、今、そこにあるんだもん。

その気持ちがあるうちに、ちゃんと向き合っておかないと、時間とともにどうでもよくなっちゃうから。

自分の気持ちに嘘をつかないこと。

それが産後から始まる、新しい人生を彩り豊かなものにするかどうかの鍵だと思います！

とはいえ、ぶつかるにも、伝えるにも、体力がいる！！

来週も引き続き、体力つけて、言葉を磨いていきましょう。