その一言が産後を変える!

産後でも元気な私にあえる!

NPO法人マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクターのヒロです。

どうもどうも!大変ご無沙汰しておりました。
前回のブログ更新から、2ヶ月も経っておりまして…><

夏休みから続いていた、長いPCの不調からようやく解放され、ここにきてまた、ブログが書きたい!という気持ちがむくむくと湧いてきたので(実はブログに対して、ちょっと後ろ向きな自分がいたのです^^;)、またブログを再開したいと思います。

ブログが滞った2ヶ月の間も、レッスン他、現場での活動は元気にしてますよー。その様子はFacebookのほうで報告していますので、よろしければご覧くださいませ。

ということで、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!



さてさて。
先週のことになりますが、金曜日の名古屋レッスン後、親友のMと何気ないメールをやり取りしました。

彼女は今、実家に里帰り出産していて、産褥期が明けて間もないのですが、そのメールの中で、彼女がふとこんな事を送ってきました。

「今日から明日まで、私は娘と初めての2人っきり。ちょっとドキドキ…がんばるよ~」と。

初めての2人っきりってきっとすごく不安なはず。

しかも実家って、自宅に比べて使い勝手が悪かったりして(古い家だとやたらと寒かったりするし!私も実家がそうだったし、友人の家も昔からの家だから)、そのあたりの不便さもあると思う!!



そんなことを思った私は、そこですかさず
「遊びに行こうか?夕方遅くなっちゃうけれど、ご飯一緒に食べてもいいし!」とメール。

すると彼女からすぐに返信が!
「ホント!?めっちゃうれしい!!夕方だとお風呂とかあるからすっごい助かる。夜が不安だったの。本当に心強い!ありがとう。何時でもいいからお風呂待っててもいい?」と。

そんなわけで、急遽、私も子どもたちを連れて、18時過ぎに彼女の家に到着しました。


家に入ると、ギャン泣きの赤ちゃんを抱えてた彼女。そして横には、これまたギャン泣きのワンちゃんが・・・(涙)!!

聞くと、夕方からずっとこんな調子だったそう!!><
「犬の散歩いきたいから、ちょっと抱っこしててくれる?」と彼女。
私はすぐに赤ちゃんを受け取り、ゆっくり外の風を吸ってくるように伝えました。

たそがれ泣きの赤ちゃんをベッドに置くに置けず、横では散歩に連れて行けと吠える犬を前に、ずっと一人で頑張ってたのかな、と。
その間の気持ちを考えると、ぎゅっと胸が苦しくなりました。必死だったんだろうな、と。

彼女が散歩に出かけた間、私は子どもたちとつかの間の4人親子プレー(笑)☆
息子も、赤ちゃんを抱っこしたくて、お世話したくて必死!!
その横で娘が優しくフォローする姿を見れて、私もほっこり。
ギャン泣きしていた赤ちゃんも、何が起こったのか?とピタッと泣き止んでキョロキョロしてた。そしてどんどん表情が穏やかになっていきました。

きっと赤ちゃんも、母の心細い気持ちとか、不安な気持ちを肌で感じて、一生懸命だったんだろうな。

散歩から帰ってきた友人も、私たちの穏やかな空気にびっくりして、すごく安心した様子でした。

 

その後、赤ちゃんをお風呂に入れて、ご飯を食べて、3時間くらいをみんなで一緒に過ごして帰りました。

 

翌日、彼女からまたメールが届きました。

「昨日は本当にありがとう!気持ちが楽になったし、笑えるのがほんと楽しかった。サンキュー」と。

 

私も10年前の産後、誰もいない夜を迎えることがすごく怖かったことを思い出しました。家の中に、自分以外の大人が一人いることの心強さを痛感しているからこそ、ただただ彼女の不安な気持ちを軽くしてあげたかったから、彼女から『気持ちが軽くなった』という言葉が聞けて本当に本当に嬉しかった。

 

それにね、彼女だけじゃないんですよ。救われたのは私も同じ。

 

その日は怒涛のレッスン最終日で、正直私も疲れてて…。だから、母子3人だけでいつものように過ごしていたら、ちょっと荒れてたかもしれません(苦笑)。


だから私自身も彼女と一緒に時間を過ごせて、すごくすごく気持ちが軽くなったんですよね!!だから、私のほうこそ、彼女にはありがとうと伝えたい!!

 

彼女が「不安だよー」と声をあげてくれたから、私も「一緒にごはん食べよー」って声をかけることができた。いつもと同じ日常も、楽しくなったり、ご飯もおいしくなった。

 

やっぱり声を上げるって大事!!

 

ずっと私の活動を見守ってくれていた彼女。

「今回のこと、ブログで書いてもいい?」って聞いたら、「もちろん!どんどんネタにして~!」って^^

 

こんな風に声をかけあえる人のつながりができたら、もっともっと子育ては楽しくて、豊かになる!!


助けられる方も、手を差し伸べる方も、すごくすごく温かい気持ちを感じることができる。そしてまた自分の隣の人に手を差し伸べたくなる!!

 

そんな循環がたくさん生まれたらいい。

それが、マドレボニータの産後セルフケアインストラクターとして活動する、大きな目的の一つだから。



「その一言が産後を変える!」

現在、発行中の『TOMOS vol.7』でも、声を上げることの大切さを、マドレボニータTOMOSメンバーがまとめてくれています。こちらもぜひお読みください。(岐阜市内子育て支援施設などで配布しています)