こんにちは!
NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクターのヒロです。
岐阜クラスOGでもあり、まもなく第二子の出産を迎えるMちゃんのお宅に、
産褥ヘルプの下見、そして息子くんとの顔合わせを兼ねて、
お邪魔してきました。
ん?産褥ヘルプとはなんぞや??
それは、マドレボニータが推奨するお節介文化の一つで、
「産褥ヘルパー」さんを派遣するとか、
お金を払って…というサービスではありません。
家族以外の友人関係で、出産のお祝い品を贈る代わりに、
みんなで少しずつ手と時間を持ち寄って、
家事や※沐浴など、産後のヘルプをする試みです。
(※沐浴:母親学級で教えられるけれど、実は母体に大きな負担がかかるので、
母以外の方がやるべきことなのです)
特に二人目出産で見落としがちなのが、上の子の保育環境。
今日もまずはこの部分をどーする?って話からしてきました(^^)
お喋りもできるようになって、話を聞いて欲しくてたまらない!
椅子からジャンプもできるようになって、僕を見て見て!アピールの嵐
そんな3歳児の全身でぶつかってくるようなパワーを受け止めるのは、
少なくとも産後1ヶ月は母ではなく、父や周りの大人の役目にしてほしい。
産後1ヶ月に母がしなくちゃいけないのは、
これから長く続く育児生活に向けて、
まずは出産という大仕事を終えた身体をしっかりと養生させることに
専念することだから。
だから、それが実現できる環境作りをぜひ妊娠期間中に
パートナーと一緒に考え、整えていってほしい。
そのプロセスそのものが、その後の夫婦関係においても
大きな支えとなるから。
一朝一夕ではできない準備で、正直面倒くさい作業だけれども
これをやっておくのと、やらずに産後を迎えるのとでは
家族みんなの精神衛生上(笑)大きな差が出るから!!ほんとに!!
準備していても何が起こるかわからない産後だからこそ、
準備しすぎても損はないのです!!
ってそんな話を、緒にごはんを作って食べながらしてきました。
プレゼントは産褥期の過ごし方バイブルの「産褥記3」を。
この本は、これから出産を迎えるかた、パートナー、友人など
大切なかたの出産を支えたい、と考えるかたに
ぜひ読んでいただきたい一冊です。プレゼントにも最適☆
「子ども2人に同じように愛情を注いであげられるかが不安」
というMちゃん。
それを補いあうために、家族が、友人がいるんだよー。
そして地域の人や保育所や幼稚園の存在があるのだー。
いろんな人の手を借りながら、たくさんの愛情を注いでいこうねー。
もちろん私も、ヘルプに駆けつけるからねー。
そのほかにも、マドレボニータでは
ほとんど知る機会がない
「出産後のからだとこころの変化」
「妊娠中〜産後の過ごし方」について、
わかりやすく解説したリーフレットを
様々な形で配布しています。
□ 産後1ヶ月の家事は誰が行いますか?
(例:夫、親族、ヘルパーさん、友人…)
□ 上のお子さんは日中どのように過ごしますか?
(例:保育所、幼稚園、一時保育、親族の家…)
□ 保育園などの送迎は誰が行きますか?
(例:夫、親族、友人、ファミリーサポート…)
これらは話し合いたいポイントの一部です。
こちらからもダウンロードできますので、ぜひご夫婦でご覧くださいね。
すべては健やかな産後のために☆