こんにちは!
認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの山本裕子です。
この日は、桑名教室OGさんが中心となって活動しているマドレボニータ東海TOMOSが主催する
「あたらしい両親学級」を担当させていただきました。
>>詳しい開催レポートは、マドレボニータ東海TOMOSのブログでお読みください。
本来であれば、対面での講座の予定でしたが、
連日のコロナ感染拡大を受けて、オンラインに切り替えての開催。
が、前日からしんしんと降る雪の影響で、朝起きると、私が住む岐阜市内は一面銀世界!!
これだけ降られたら、桑名までの道のりはもう大変!!
こんな時も自宅から講座をお届けできるようになって、オンラインがあってよかったーーーー!!!と心底ホッとしました。
さて、今回は桑名市議である渡辺さとみさんが視察として参加してくださいました。
実はさとみさん、昨年末にも桑名で開催した両親学級にご参加くださる予定でしたが、
どうしても予定が合わず参加はできなかったけれど、開始前に会場まで足を運んでくださって・・・
あれからずっとずっと心を寄せてくださっていたことに感謝です。
さとみさんは、3人のお子さんを育てるシングルマザーでもあります。
そんなさとみさんが、講座の中で共有してくださったメッセージが、とても印象的でした。
「ずっと泣きそうになりながら、お話を聞いていました。
この講座を15年前に受けられていたらよかったなって。
私は産後ずっと、自分でなんとかできると思って、必死にやってしまったけれど
自分が全部やらなくちゃ!っていう思い込みを手放すことも大事だったなと思う」と。
15年経っても、ふとした時に蘇ってくるなんとも言えない苦しさ。
それくらい、産後のしんどさを何年も心の奥に押し込んで過ごしている方も多いんだと思います。
私も両親学級を担当し始めた頃は、産後のデータなどをお伝えしながら、
どうにもこうにも冬至のしんどさが蘇ってきて、うっかり涙を流してしまうこともありました。
今思うと、講師が泣き始めるって、あかんでしょ!!って思うけど!(苦笑)
でも、それくらい自分の中で昇華できていない悔しさや苦しさがあったんだなって思います。
そんな苦しさも共有しながら、
じゃ、自分はどうすればよかったのか!までお話くださったさとみさん。
まさに、この「自分が全部できるんだ!」「母親がやらなくちゃいけない」と思い込みを
手放すことも、産後にはものすごく大事なポイントになります。
これが実はとっても難しいことであるけれど、
特に産褥期という、心身をじっくり休めなくてはならない時期には
パートナーやご家族、そしてサポートしてくださる方を
心から信頼して委ねて、感謝する。
この姿勢がとっても必要になります。
とはいえ、出産していきなり全部任せる!ということは難しいので
そのために妊娠中から、パートナーや周りの人と
そこに向けてのすり合わせをしていく必要があります。
そうやって周りに委ねるスキルを身につけることで、
産後直後だけじゃなくて、子どもがどんどん成長していっても
周りの人たちと”助け助けられ”の関係性も作っていけると思うので!!
(特に自分の手からどんどん離れていく小学校以降は、このスキルが本当に大切になるなー!!と痛感しています)
それに何より!
一番身近なパートナーと、頼り頼られ、自然と感謝しあえる関係になれたら、
これ以上心強いことはないですよね!!
ということで、マドレボニータの両親学級は、
産後から始まるパートナーシップの再構築の土台作りを大切にしています。
今回ご参加くださった3組のカップルの皆さまも、
より良いパートナーシップを手にしてくださることを応援しています!!!
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
またお目にかかれる機会を楽しみにしています。
◆マドレボニータのオンライン両親学級は毎月第3土曜or日曜に開催中です。
2月開催分はすでに満席となっております。
次回3月19日(土)は私ヤマモトが担当します!ぜひご参加ください。
マドレボニータ東海TOMOS & 山本裕子
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