産後ケアプログラム２回講座①〜山県市ベビママ教室〜

こんにちは！

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの山本裕子です。

この日は高富児童館にて、NPO法人かばさんファミリー主催のベビママ教室で、

産後ケアプログラム２回講座の初日を迎えました。

お正月明け、しかも３連休明けという、ちょっぴり疲れや体の重さを感じるタイミング。

そして、体調を崩しがちな時期でもあり、何名かキャンセルが入ってしまいましたが、

９組の母子が参加してくださいました。

まずはバランスボールでしっかり全身を動かして、筋肉を緩めて、たくさんの酸素を体に取り込みます。

もうね、この深呼吸が気持ちいいんですから！！！！

参加者の皆さん、想像していたよりもハードな動きだったようで若干ぐったり・・・（笑）。

でも、きっと、あれから自宅に帰って、気持ちのいいお昼寝もできたことと思います^^

すーっと眠れる！という心地よい疲れも、産後はなかなかなかったりしますもんね。

この体を動かして「あー、疲れた！」という感覚を感じるのも、産後は実はすごく大事なことです。

次回の講座では、このハードさが、次第に心地よくなっていくはずなので！

それもどうぞお楽しみに〜^^

後半はお互いのことがよくわかる、自己紹介を兼ねたコミュニケーションワーク。

産後は体力はもちろん、言葉も失います。

だって、赤ちゃんに話しかけても、返事が返ってこないですもんね。

そんな日々がずっと続くと、どんどん言葉が錆び付いていって、

自分が感じていることを表現することが難しくなってしまう。

それは、人とのコミュニケーションを難しくさせるだけでなく、

自分が何が好きで、何に心が揺さぶられるか？とか、何に喜びを感じて、怒りを感じるのか？という

感情の部分を麻痺させることにもつながっていく。

でも、それじゃ、一度きりの人生を味わいにくくなってしまう。

だからこうして、産後の間もない時期に、自分の感情を感じる練習を始めること。

そして、そんな自分の感情を表現する言葉を取り戻すこと。

そしてちゃんと相手の思いを受けとる練習をすること。

これが産後に必要なリハビリです。

いつも思うのだけど、赤ちゃんのことではなく、自分の話をする時の母たちの表情は、本当に生き生きとしてる。

自然と笑顔になっていったり、「うーん」と自分自身の感情を表現するために最適な言葉を模索している時の表情も、

すごくすごく人間味が溢れる瞬間だなと思います。

今回、2年前に同じベビママ教室に参加してくださった方が、2人目を出産し再び参加してくれました。

その彼女は、2年前には、すごくビクビクしてて小さくなって、ワークでも声を発することがなかったのだけど、

今回さっと手を挙げて、今のお気持ちを堂々と言葉にしてくれました。

もちろん、子育てそのものに慣れてきた、この場所に慣れてきたということもあると思うけれど、

こんなにも人の印象って変わるものなのか？！と鳥肌が立ちました。

どの人も、ちゃんと自分を語る言葉を持ち合わせていて、

それをちゃんと引き出せる場や機会があれば、ちゃんと取り戻していくこともできるんだって。

こういう変化を間近で見られる産後の世界は、人間の底力を見せつけてもらえる。

だから、本当に面白くて、やめられないんだよなーって。

次回、２回目のレッスンは1/29(火)となります。

今回参加してくださった皆さんが、今度は一体どんな姿を見せてくださるか？

それを心から楽しみにしています！！

また、今回参加できず、次回のみという方も数名いらっしゃるとお聞きしています。

１回の講座となってしまいますが、一緒に楽しめることを楽しみにしています。

また高富児童館では、産後ケアプログラムだけじゃなく、いくつかの講座も担当します！！

ぜひお近くの方は、ご参加ください。

基本的には、山県市民の方が優先となりますが、お席が空いていれば、周辺の市町村の方でも参加可能ですー。

●1/28(月) 10:00-11:30 『産前・産後のサポーター養成講座』赤ちゃんのお世話したい隊　第５回

　「みんなで考えよう！どんなサポートが必要？」

●2/4(月)   2/9(土)  どちらも10:00-11:30 　『産前産後の母親サロン』

●3/2(土)  10:00-12:00  『両親学級』

なんと！全ての講座の参加費・託児料が参加費無料なんですよ〜！！！！

山県市の産後ケアが、すごい！！！

お申込・お問合せは、お電話（0581-22-4750）かメール（kabasfam@ccn.aitai.ne.jp）で高富児童館までご連絡ください。