自分の思いを受け止めずに、人の思いは受け入れられない〜桑名教室6月2週目〜

こんにちは！

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの山本裕子です。

紫陽花のキレイな時期になってきましたね。

今月は毎週水曜に長良川の堤防を走って、桑名まで通っているのだけど、

一夜城近くの堤防が、紫陽花シーズン真っ只中！！

この写真は、先週のものですが、今日は一段と色鮮やかになってましたよー。

私の一番好きな花！

そんな紫陽花に心潤わされながら、車を走らせること１時間。

桑名教室に到着〜！！！！！２週目のレッスンを迎えました。

先週からの変化を聞いていくと、

Yちゃんの「肩周りが楽になって、頭痛がなくなった！！！」という声にどよめくみなさん。

薬に頼らずに、頭痛がなくなるって、ほんと嬉しいですよね。

運動効果、即効性ありです！

先週よりもほんの少しだけwフラフラしなくなってきたみなさん。

一つ一つの動きの精度を上げて、形にこだわりながら、弾みました。

うっかり一生懸命になっちゃうと、眉間にシワも寄るし、口角も下がっちゃうけれど、

そんな表情にも気をつけて、笑顔をキープ！！！！

そのおかげもあって（！？）最後の腹筋では、赤ちゃんに向けて、こんな笑顔でエクササイズができてる！！！

中には、声をあげて笑う赤ちゃんも！！

きついけれど、こんなに喜んでくれたら、頑張れちゃう！！

そして体を動かした後は、大人のコミュニケーションワークへ突入！！

前回よりも、より深く自分の内面に向きあいながら、言葉を紡いでいきます。

ペアになって、３分ずつ、それぞれの思いを言葉にしてみます。 

「さ、３分・・・まだ時間余ってる・・・」なんて声も聞こえてきて^^;

赤ちゃんのことなら、どれだけでも話せるのに、自分のこととなると３分も語れないのは寂しいもの。

でも、これも言葉を失っているだけなので、こうやって繰り返し練習することで、どんどん言葉も溢れてくるようになります！

だから、リハビリー！！！！

ペアで話した後は、全員で、ワークを通じて感じたこと、気づいたことを共有します。

「こうして話してみて、自分がこんな風に思ってたんだって気づくことができた」という方がいました。

自分にとって、仕事がすごく大事なものだということ。

復帰してから、それだけ大好きな仕事にどれだけ注力できるか不安だということ。

そんな大好きな仕事に毎日出かけていく夫を羨ましいと思う自分がいること。

そんな思いが自分の中にあった！ということに気づけたそう。

そしてこうやって吐き出してみてどう？？と聞くと、・・・「楽になりました！！」と笑顔で返ってきました。

毎日赤ちゃんと過ごすうちに、グッと飲み込んでいるいろんな感情。

それは知らず知らずのうちに、自分を縛り付けてしまったり、息苦しくさせたり、

時には、人を憎む原因になっていることもあると思うんです。

だけど、こうして体をほぐして、少しずつ吐き出すことで、まずは自分のこと思いに気づくことができる。

そして、全身が緩むことを実感できたり、

自分にも、人にも、優しくなれることってあると思うんです。

だから、ここでは、まず自分が思っていることを、とにかく出してみる。

それが”対話”のスタートです。

そうやって、自分が思っていることを冷静につかめたら、

今度はそれをパートナーや周りの人に丁寧に伝えて、

相手の話にも丁寧に耳を傾けていく。

そうやって互いの思いを知り合って、歩み寄っていけたら。

ぶつかることもあるかもしれないけれど、

一緒に納得のいく着地点を目指す上では、それも必要なこと。

「子どものために」とか「親のために」とかじゃなくて、

「本当は自分がどうしたいか？」という思いを見て見ぬふりしないこと。

自分の思いをちゃんと受け止められないと、

本当の意味で、人の思いなんて受け入れられないと思います。

今回ざわざわしたその根っこにある思いを、また掘り下げていきましょう！！

産後ケアでは、どんな思いもちゃんと受け止めるので、いっぱい聞かせてくださいね。