こんにちは!
認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの山本裕子です。
早いもので、2018年最後の岐阜教室がスタートしました。
なんと今月は『産後ケアバトン制度』を使い、3組の双子母からのお申込みがありました。
介助サポーターさん総勢10名のお力を借りて、1ヶ月リハビリに取り組みます。
介助サポーターさんのほとんどは岐阜教室OGの母たち。
レッスン前、駐車場で双子母と待ち合わせをして、車からスタジオへの移動、
そしてレッスン中も自分の子のようにお世話をしながら、同じようにレッスンに取り組みます。
その打ち合わせでここ数日LINEが飛び交い、その細やかなやり取りのおかげで全員10分前には集合!
本当に細やかで、素晴らしい連携プレーに感動します。
中には「朝ギャン泣きされて、もう行くのは辞めようかと思った。
でも今日来れて、とても良かった。人と話せるのが楽しい!」という声も。
赤子1人連れて家を出るのも億劫なのに、2人、そして上の子を連れて3人ともなると、もう家を出るだけで大変!
だからこそ、こうした基金があることで、サポーターさんがいることで「外に出よう!」という勇気が湧いてくる。
産後ケアバトン制度は、出かけることにハードルを感じやすい多胎母を、家の中に閉じこもらせてない仕組みなのです。
だから、初回の今日は、そこを乗り越えて無事にスタジオに辿り着いてくださっただけで、もう本当にすごいことなんです。
勇気を出して、そして心折れずにスタジオに来てくださった母たちに、心からの敬意と感謝を込めて(笑)
エクササイズでしっかり体を動かして頂きました。

シェアリングでは、こんな声も飛び出しました。
「この子達(赤ちゃん)を相手する体力はあるものの、どんどん体力の付いてきた上の子と思いきり遊んであげられないことが辛い」と。

こういう声はこれまでも、二人目以降の産後女性から、よく聞かれます。
目の前で、ぐんぐん成長する我が子に対し、私たち母は残念ながら(!)加齢して、体力もどんどん低下していく現実があります。
「遊ぼうよー!」という子どものリクエストに、本当だったら「いいよ!遊ぼう!」と全力で遊んであげられたらいいけれど、
体はついてこないし、下の子抱っこしなくちゃだし、手が足らないし・・・
だから、自分があまり動かずに遊べるような狭い場所でしか遊ばせてあげられなかったりして、
そこで悶々としてしまう人多いと思うんです。
実際、私もそんな過去を持ってます。
っていうか、未だに、ちょっと体がしんどいなってときは、そうなりやすいです^^;
5歳児の体力、ハンパないですから(笑)
でも、そこに足りないのは母性ではなくって、体力だということを伝えたい。
だから、まずは1か月間かけて、じっくり体力作りに取り組みます。
そして、体力だけじゃなくて、大人の手も一つでも多くあれば、子どもの遊びたい!気持ちは発散させてあげることができるんです。
大人がもう一人いれば、下の子の抱っこを代わってもらうことも、思いきり遊んであげることも、遊んでもらうことも、
そしてトイレにも一人で行くことだって(笑)できるんです。
だから、この産後ケアバトン制度を通じて、サポーターさんに思いきり委ねて、
子育てを一人で抱え込まないスキルも身につけてほしい!!
これは、先日保育所のお友達9組で、休日一日を公園で過ごした時の写真。

大人9人、子どもは下が生後3ヶ月から小学生まで総勢14、5人!という大所帯だったけれど、
母たちは遊びの合間に、のんびり青空の下コーヒーを飲むことだってできて、みんなで「楽だったねー」と言えるほどでした。
こういうのも、実際にやってみて初めて感じられる、子育ての面白さなのかも。
だから、まずはやってみてほしい!
レッスン後にはこれまた全員でランチも楽しみました。
ランチの間も、サポーターのえりかさん(産後ドゥーラ)は兵児帯で赤ちゃんを抱っこ。兵児帯だと両手が使えるので、
短時間であれば、こんな風に二人を抱っこすることも可能でした!すごい!!!

「家族以外と外食するのも初めて」と言いつつ、いつもの癖で慌ててご飯を食べちゃう母たちw
でも、この一ヶ月はたくさんの手があるので、しっかり委ねて、ご飯も味わってほしいな!
ご参加者の皆さん、サポーターの皆さん、1ヶ月間よろしくお願いします。


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