初めて聞くことがたくさん！参加してよかった！〜産前産後の母親サロン＠岩砂マタニティ

こんにちは！

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの山本裕子です。

この日は、東海初！の産院との協働講座がスタート！

岩砂病院・岩砂マタニティさんでの『産前産後の母親サロン』の第１回目でした。

初めての取り組みに、どれだけの方が参加してくださるか・・・と心配していた病院のスタッフさんや私の思いに反して、定員以上の方からのお申し込みがありました。

が、中にはお申し込みくださったけれど、予定日前に出産を迎えた方や、切迫早産などで安静にしなくてはいけなくなったという方も数名いらっしゃり、実際には、産後の方1名、妊婦さん8名という、合計9名の方がご参加くださいました。これも、産院で開催する上での特徴かもしれません^^

まずは、初めまして！の自己紹介の後、妊娠中から産後に役立つ肩こりのセルフケアをお伝えしました。

あちこちから「う・・・しんどい」という声が聞こえる場面も。

妊娠中から産後にかけて、背中はバリバリになって血行が悪くなって、肩こりを起こします。

それを、こうして自分で自分の筋肉を動かしながら、ほぐしていくのです。

誰かに揉んでもらうとか、何かの力を借りて・・・ではなく、自分でケアする。

これが本来のセルフケアです。

体がほぐれたら、今度は自分を客観視するワークに。

まずは一人で絵を描いて、24時間以内にあったよかったことを買い出します。

そして、次にお隣の方とペアになって、それを紹介していきます。

この辺りから、ぐっと表情も和らいできて、一気に場の空気が温まってきます！

産後の方は特に、ずっと家にこもっていて、家族以外の人と話す機会が減るので、すごく嬉しそう。

たった30秒なのに、皆さんどんどんボルテージが上がって、タイマーが鳴っても話が終わらない！！

こうして場が温まった後は、いよいよ本題へ！

産後のリアルな心と体について、Q&A形式で、経験談も飛び出しながら、みんなで考えていきます。

中には、出産を経験した方の話に「ひぇーーーー」っていう表情を浮かべながら聞く初産の皆さん。

でも、サロン後のアンケートにはこんなメッセージをくださった方がいました。

初めて聞くことが沢山ありました。

知っているのと、知らないのとでは、心構えが全然違うなと思うので、今日は参加できて良かったです。

初めての出産、がんばりたいです！！

 多くの人は、出産で感じた痛みやしんどさを忘れてしまいます。

そしていつしか、武勇伝に変わったり、「しんどいけど、赤ちゃんの可愛さで忘れるよね」という言葉になったり。

私も初めての出産すぐには、そうやって周りの人に言われて、その度に「確かにそうなんだけど・・・でも今がしんどいんだよーーーーー」と一人静かに泣いていたことを思い出します。

でも、二人目が授かって「二度とあんなしんどい産後を過ごしたくない！！」という一心で、妊娠中から夫と準備を進めてきたことで、自分でも驚くほど穏やかな産後を過ごすことができました。

もちろん準備しても、想定外のことは起こります。

でも、準備を一緒にしてきた！という自信や安心感が、そこをまた乗り越えさせてくれるのです。

だから、あのしんどさはしつこく覚えていて、それを教訓に、次世代の母たちのヒントにしてもらいたいです。そして、実際に参加してくださった産後の皆さんにも、ご自身の経験を語り継ぐ場にしてもらいたいのです。

そんな思いが、産院という場で実現したことをとても嬉しく思います。

岩砂マタニティでの新しい歴史の１ページを飾ってくださった、記念すべき１期生の皆さん。

無事のご出産と健やかな産後を、心から応援しています！

そして、お腹の中にいる赤ちゃんと一緒にお会いできる日を楽しみにしています^^

サロン後は、産後１ヶ月の赤ちゃんを代わる代わる抱っこされていた皆さん。

「わー、ちっちゃい！でも重い〜」

そんな声があちこちから聞こえてきました。

１、２ヶ月後には、そんな皆さんの腕の中にも赤ちゃんがいますね！！