体も心も快適！があってこそ、愛情を注げる！〜桑名9-10月1週目〜

こんにちは！

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの山本裕子です。

 

真っ青な高〜い空が広がる中、産後ケア桑名教室9-10月コースがスタートしました。

今月は９組の母子が参加。カムバック組や、産前産後の母親サロンに妊娠中に参加してくださり、無事に出産を終えてお腹の中にいた赤ちゃんと再会！など、すでに顔見知りの方が多く、レッスン開始前から賑やかな雰囲気で、賑やかにスタート〜^^

バランスボールエクササイズは、６名が経験者ということもあって、初めての方もつられてうっかり弾めちゃった様子。比較的身体スキルが高い方が多そうなので、最後の仕上がりがとても楽しみです！！

 

とはいえ、経験はあるとはいっても、産後は産後。

あちこちで、息が上がったり、膝がガクガクする光景も見られました。

でも、きっと４週間で、体の変化も感じられるはずだから。それを楽しみにしてもらいたいです！！

思いきり体を動かした後の、深呼吸タイムは格別！

「きつかった〜！！だけど、こんなにも汗をかいたのが久しぶりだったから、気持ち良かった〜！！！！」とめちゃくちゃ笑顔で話してくださった方も。

 

この爽快感は、自分で実際に体を動かしてみないと得られないもの。

誰かにマッサージしてもらうのも、気持ちいいけれど、全然別物なんですよ！！

それを実感してもらえたのが、とにかく嬉しい初回のエクササイズ。

●

 

そして、後半は今の自分を客観視したり、お隣の方のことをもう少し深く知れるワーク。

まずは「24時間以内にあったよかったことを10個」自分一人で書き出してみます。

そして、書き出したエピソードの中から一つ選んで、お隣の方に30秒で紹介します。

この瞬間、一気に母たちの表情がパッと明るくなるのが、いつもの楽しみでもあります！

これが終わったら、全員で気づいたことや感じたことをシェアします。

 

すると今回、こんな声が飛び出しました。

「いつもは何かやっていても、子どもに遮られる事が多くて、自分でも遮られることを前提にして動いていることもあるけれど、今日は私の話を遮られることなく、最後まで話を聞いてもらえたことがとても嬉しかった」と。

●

 

毎回いろんな気づきを参加者の皆さんから聞かせていただいて、その度に「へー、なるほどなー」って思うんですが、今回のこの言葉も、まさに「あー、そうだった！そうだった！！」と膝を打ちたくなりました。

 

子どもが生まれると、毎日の生活の中で、最後までやり遂げることがむずかしくなるんですよね。達成感を感じられることが本当にむずかしくなるのが産後だったりします。

 

だって、コーヒーだって、あっついままじっくりゆっくり飲むことすら難しいんですもん。

「この子が寝たらコーヒーを飲もう」とやっと寝かしつけできた！とお湯を注いでいたら、またまた起きちゃって、あやしたり授乳したりするうちに淹れたてのコーヒーが冷めちゃったとかザラですから^^;

 

 

でも、赤ちゃんがいても、やり方次第でできることもあって、一つには、短い時間を区切ってみるということ。

 

今回も30秒で話をしたりすることで、その時間は自分のことにグッと集中することができて、なんとか最後までやり遂げることができる。

 

たった30秒だけども、この30秒を自分のことだけに使える贅沢さを感じられるのも、産後のリアルだったりするんですよね。

 

この喜びを語る表情は、とってもとっても嬉しそうで。

 

 

この産後ケア教室の最初のステップは、まず産後の自分自身の心と身体の『気持ちいい！』という快感を味わってもらうことだと思っています。

 

母の心身が快適な状態であること。

これがないと、人に愛情を注ぐことなんてできないと思うから。

 

そういう意味でも、今回はエクササイズで「気持ちいい！」を。コミュニケーションワークで「嬉しい！」を持ち帰っていただけたことは、大きな成果だと思っています。

 

ここで感じた「快適さ」がご自身の活力になるということを、この１ヶ月間で目一杯体感してもらって、これからの長い子育て人生に活かしていってもらえたら、こんなに嬉しいことはないです！！！

 

桑名の皆さん、１ヶ月間どうぞよろしくお願いします。