関係性作っていくのは自分次第だ!〜岐阜教室9月2週目〜

こんにちは!

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの山本裕子です。

 

まだまだ気温は高いけれど、空がうーんと高くなって、秋の気配をいっぱい感じられる季節になってきましたね。

 

保育所に向かう車の中で、息子が「雲がもこもこもこって、ひろがってる!」と空を見上げながら叫んでてw「うろこ雲って言ってね。秋の雲だよー」なんて会話もしながら。毎日が楽しい発見の5歳児!!!

これは週末の5歳児。

上の娘の部活の合間(この日は車当番で、1日多治見へ)、公園で遊んできました。

子どものトンネルを見つけて潜ってみたり、バッタやカマキリを見つけては捕まえたり、反逆されたり(笑)。こういう時の生き生きしている表情ったら!!!!

 

年の差兄弟で、どうしても上の子中心に動かなくちゃいけないことが増えてきて、大変なこともあるけれど、周りの母友にも助けてもらいながら、息子の時間もうまく確保して、かれこれ4年間バレーボールを続けてこれているのはありがたい!!


さて、そんな秋晴れの今日、岐阜教室9月コース2週目でした。

今月は全員二人以上のお子さんをお持ちの母たちなので、連休明けの体の状態をヒアリングしてみると・・・皆さん、口を合わせたかのように「身体が重たい」と。

 

子どもが大きくなるにつれて、連休も体力勝負になりますもんね。

しかも今月は連休が2週連続ーーーーーーーーーー!!!!!

いやぁ、親も鍛えられます(笑)

 

産後直後はもちろん、子どもの成長に伴い、遊べる体力がどんどん必要になってくるのです。

こっちは加齢するけれど、子どもたちは右肩上がりに体力ついてきますからっ^^

 

ということで、今日もしっかりと筋肉を使ってエクササイズ。

 

今週は、養成コースで研修中の今川涼子さん(通称涼ちゃん)が、アシスタントとして入ってくださいました。

 

涼ちゃん、今月は岐阜教室となんと福井教室(朝6時台の電車に乗って!)でのダブル研修です。いろんな教室で研修することで、幅広い参加者の皆さんの様子とかインストラクターのキャラとかが学べるいい機会。2児の母でもある涼ちゃんがその時間を捻出するのは、容易なことじゃないけれども、それは家族みんなの協力なくしては実現できないこと。家族との関係性も養成コースでどんどんブラッシュアップしていきます。

 

涼ちゃんは愛知県一宮市をベースにしながら、岐阜県多治見市でも産後ケアを伝える場を作っていきますので、お近くの方は是非チェックしてみてくださいね。

涼ちゃんのHPはこちらから。

 

さて、レッスンの様子に戻ります。

今回は2週目。参加者の皆さんの弾みも、少しずつ安定して、動きも使いたい筋肉をしっかり意識しながら、より動きの精度を上げていきます!

 

エクササイズ後、次々と「今日は筋肉を使ったー!!!!って気がする」「体が軽くなったー!」という声を聞かせてくださった皆さん。しっかりプログラムの効果を体感してくださっていて、本当にうれしい限りです。

 

そして後半のシェアリング。

今月の皆さんは、自分が喋る時になると、身振り手振りが大きくなっちゃうという共通点が!!しかも、この写真、喋り手のお二人が同じポーズをしてるし(笑)

いやいや、それくらい伝えたい気持ちが強いってことですよね。湧き上がる思いを必死に伝えようとする姿が眩しいっ!

今回話題に上がったのは、自己開示の大切さでした。

 

女性にとって、妊娠・出産・産後はとてもデリケートな時期。

 

欲しいと思うタイミングで赤ちゃんを授かることができる人もいれば、なかなか思うように授かることができない人もいる。

 

妊娠中から、母子ともに健康に過ごせる人もいれば、そうでない場合もある。

 

だから、もし目の前の大事な友人が、しんどい境遇にいたりすると、相手を思えば思うほど、言いたいことが言えなくなってしまったり、必要以上に気を遣ってしまって、どう声をかけていいかわからなくなることがあるよね、と。

 

そんな中、上のお子さんが障がいを持って生まれた方が、産後直後の正直な気持ちを聞かせてくださいました。

 

当時は、お子さんの入退院の繰り返しでとにかく大変で、ご自身も大好きだった仕事を辞めざるを得なかったことで、仕事復帰していく友達が羨ましかったと。

 

また「どうせこの気持ちはわからないでしょ」という気持ちになって、しんどい気持ちを話せるのは同じ障がいを持った母たちだったそう。そして、そんな自分の気持ちはやっぱり周りにも伝わって、腫れ物に触るような関係性を作ってしまっていたと。

 

でも、お子さんも成長し、今では幼稚園にも行けるようになり、ご自身も大好きだった仕事を少しずつできるようになったことで、そんな関係性を作ってしまっていたのは、自分自身だったと気づくことができたそう。

 

だから、今では障がいの事を隠さずにどんどん話していくし、それによって周りの人たちも腫れ物にさわるのではなく、そのままを受け止めてくれるようになったと話してくださいました。関係性を作っていくのは、自分次第だと。

 

大事な人を思えば思うほど、相手の気持ちをわかってあげたい!支えてあげたい!と思うけれども、そもそも本当の気持ちや痛みなんて、簡単に分かるわけなくて、「わかる!」なんて言ったら、それこそ失礼なんじゃないかと。

 

だから、この「わからない」ことを前提に置いた上で、シンプルに互いの気持ちを伝え合える関係性を築いていけたら、もっともっと優しい気持ちで向き合えたり、支え合える人が増えるんじゃないかな?と。

 

そのためには、相手がどうとかではなくて、どれだけ自己開示していけるかなんだなと。

そして、自分の気持ちを素直に表現できる言葉をどれだけ持ち合わせていけるかなんだよなと思ったのです。

 

 

今でこそ、こうしてケロッと笑顔で話してくださっていましたが、ここに至るまでには、想像もつかないくらいの葛藤や苦しさがあったんだと思います。でも、そういう葛藤を必死に乗り越えてきた人は本当に強いし、言葉にも力があります。

 

今回、こうした経験を話してくださったことで、皆さんと一緒に、周りの人とどう向き合っていったらよいか?を考える大事なきっかけとなりました。本当にありがとうございました!

 

おかげで、2週目にして一気に距離が縮まった皆さん。

レッスン後はランチに行かれて、いろんな話をされたそう!

来週はまたいろんな思いを聞かせてもらえそうで、これまた楽しみです^^


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