「産後でも元気な私にあえる!」
認定NPO法人マドレボニータ 産後セルフケアインストラクターの山本裕子です。
さてさて、今日は産後ケア教室@岐阜2月コース2週目でした。
前日になり、お子さんの体調不良による欠席連絡が相次ぎ、まさかのマンツーマンのレッスンに@@!
そんな連絡をすると『とりあえず、楽しんじゃいましょう』と陽気なお返事をくれたA。私の方が、その一言に助けられましたー!
冒頭、先週からの心身の変化を尋ねると「元々そんなに姿勢は悪い方ではないと思うんですが、それでも、お!骨盤が起きてる!!と思う瞬間が何度かありました」と骨盤に意識が向くことを報告してくださいました。
エクササイズは、よりお互いの動きを確認できるよう、横並びで挑戦!
とにかくボールの上で弾むだけで精一杯だった1週目から、2週目の今回は一つ一つの動きで、どこの筋肉をどうやって使うかを意識していくステージへ。
基本姿勢をじっくり確認して、リズムに合わせて、まっすぐ弾むっていうだけでも、相当しんどそうなA。「私、普段ラクな身体の使い方をしているんだと思う」そう語りながら、鏡の中に映るご自身とがっつり向き合ってくださいました。
そうなんですよね。
私たちは意外と、自分の筋肉の力をちゃんと発揮させずに生活できてしまっていて。
だけど、そのラクな使い方は、実は無駄な力が入ってしまう使い方だったり、余計な負担をかけてトラブルを起こしやすいものだったりします。
だから『産後』というカラダに大きな変化をもたらし、身体への関心が高まる時期に、こうやってバランスボールというツールを通して、体の正しい使い方を学ぶことで、産前よりも快適な、そして美しい体を作っていきます。
マドレボニータのボールエクササイズには、エクササイズそのものの効果はもちろん、日常の体をどう使っていくか?のヒントがいっぱい詰まっています!!だって、エクササイズ時間よりも、圧倒的に日常の時間の方が長いですもんね^^
最後のリラックスでは、自分の体の「気持ちいい」を貪欲に探してもらって。
後半のワークも、二人でがっつりシェアリング。
お互いに『人生』をテーマに支離滅裂ながらも語る、語る!!
今回、話題に上がったのは「介護」の話。
そう遠くない未来に訪れるであろう、両親の介護をどう迎えるか?
とはいえ、それを決めるには、ご両親の思いはもちろん、ご家族みんなの思いをすり合わせることが必要で、その作業は実に困難なことだと思うんです。
というのも、それぞれの思いが、もしかしたら、義務感や世間一般論からくるものであるかもしれないから。
介護は子育て以上に、出口が見えなくて、心身ともに本当に大変なものだと言われています。
と、ちょうどこの間、大好きな番組『ボクらの時代』で阿川佐和子さんが介護について話していたことを思い出して「阿川佐和子 介護」で検索をしてみたらw、こんなブログにたどり着きました。
【介護はプロにまかせよう!】阿川佐和子のこの人に会いたい(週刊文春12月21日号より)
(以下、ブログより引用)
介護は素人が気持ちさえあればできるというものではないこと。
知識、経験、技術が必要だし、人手もいる。
さらには仕事を辞めて介護に入るより、お金がかかっても自分の親をプロに預けて、自分は本来得意とする社会的役割をこなすべき。
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だからこそ、義務感や世間体で動くのではなく、「自分はどうしたい?」という気持ちを大事に話を進めていかないと、余計に家族関係をこじらせてしまうことにもつながりかねないし、家族それぞれの人生をも大きく変えてしまうことになりかねないと思うのです。
介護だけでなく、人生には次々と大きな出来事がふりかかるわけで。
その時に胸にある思いが「本当の自分の願いなのかどうか?」を、疑ってみたり、今一度問いかける作業が必要なのだと思います。