「産後でも元気な私にあえる!」
認定NPO法人マドレボニータ 産後セルフケアインストラクターの山本裕子です。
先週から、週間予報を眺めては「頼むから雪にならんとくれー」と願っていた私。が、その願いむなしく、前日になって、まさかの雪マークが・・・@@;
でも、朝起きてカーテンを開けた時、向かいの家の屋根が黒いことを確認できた時の安堵感ったら!
こんな風に、この仕事を始めてからというもの、寝ても覚めてもお天気に一喜一憂している私です。ありがとう!お天道様ー!!(笑)
そんな今日は、産後ケア教室@岐阜12月コースの2週目を迎えました。
2週目のスタートは、先週からの心身の変化を言葉にしていくところから。
・久しぶりに体を動かしたら、すごく体が軽くなって、もっと動きたくなった。やっぱり運動はいいんだな!って思った。
・スッキリとしたお腹が作りたくて、お風呂上りにおへそを上げる練習をしている。そしたら、お腹の具合がいい(笑)
・骨盤をしっかり起こそうと意識して過ごした。だけど、少し痛みも出てしまった。反り腰になってしまっているのかも。。。まだまだ骨盤を起こす状態がちゃんとわからないから、しっかり確認したい。
皆さん、1週目のレッスンの伝えたかったことをちゃんと持ち帰って、それぞれの体に意識が向いたり、体の使い方を思考錯誤してくださっている様子が、とても心強い!!これからがますます楽しみに。

1週目よりも、正しい動きを追求して、負荷も少し上がりました。
最後の深呼吸も、先週より呼吸が深くなっていて、皆さん気持ち良さそう!!
エクササイズ後の感想を聞くと「先週よりも先生の声が耳に入ってくる!!」という声が。
そうそう!1週目はこの場に来ること、とりあえずボールの上に座ることにいっぱいいっぱいで、講師の声なんて本当に聞こえないんですよ。
私自身、第2子の産後2ヶ月と4ヶ月の時にレッスンに参加した時も、1週目は全然、先輩インストラクターが何話しているのかわからなくて(その時は聞いているつもりだけど、後から思い出してみると全然思い出せなかったの!)愕然としたことを、すごく鮮明に覚えてます。
あの場に慣れているはずの私ですら、そうだったんですもん。
普通に初めて参加してくださる皆さんは、聞こえなくて当然です。
でも、それもプログラムの背景として、ちゃんと想定されているので、ご安心を!

後半のワークでは、産後に大きく変化するけれども、なかなかガッツリ向き合ったり、本気で語り合える場が少ない「人生・仕事・パートナーシップ」という3つのテーマで、語り合います。
「先週からどんなことを話そうか考えてきたけれど、いざ言葉にしようと思っても出てこなかった」という方も。
産後の女性は体力、そして言葉を失います。
私たちは普通に生活していれば、1日に何人もの人と出会い、込み入った会話もあれば、挨拶程度の軽い会話もたくさんします。
だけど、産後女性は違います。
赤ちゃんとずっと自宅にこもっていると「今日は誰とも会話をしなかった」という日も珍しくありません。だって、赤ちゃんに話しかけても、しばらく返事は返ってこないしね(笑)
私自身、第1子の産後は、夕方出かけたスーパーで「レジ袋ください」というのが、その日の初めての会話だったということもザラでした(笑)
そうするとですね、人間、あっという間に言葉も思考も錆び付くんですよ。
口が回らなかったり、思ったことがすっと口に出てこないということが、知らず知らずのうちに増えてきます。
だから、このワークは、錆び付いた言葉を磨くためのリハビリです。
最初はそんな自分の状態に愕然とすることもあるかもだけど「そんな状態に気づく」というのが、2週目のターニングポイントであると思っています。
気付いたら、今度はそこを抜け出すために、何が必要か?どうしていったら良いのか?を考えて、意識して、練習して、改善して・・・を繰り返していけばいいのだから。そうやって、必ず言葉は蘇ってくるはずです。
語れない自分はダメだ。かっこ悪い。
もしかして、そう思っちゃう人もいるかもしれません。
でも、この場はかっこ悪いなんて思わなくていい場所でありたい。
むしろ、かっこ悪い自分とちゃんと向き合っていることをかっこいい!!と伝えられる場でありたいです。
緊張が少しずつ解けて、それぞれの素の表情が見え始めた2週目。
来週はもっともっとお互いの世界や価値観が知れるような気がしていて、すごく楽しみです。

今週の双子母サポーターは、3児の母ゆいちゃん。
今日の晴れのお天気は、最強晴れ女のゆいちゃんのおかげだったかも〜(笑)
また4週目もお世話になりますー。

双子母Yちゃんの荷物をキャッチ。
哺乳瓶だけで6本も入ってたーーーーーーーーー!!!!
持ち運びも大変だけど、煮沸とかの手間も考えると、本当に頭が下がります。