「産後でも元気な私にあえる!」
認定NPO法人マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクターのヒロです。
この日は、名鉄電車に揺られて一路、岡崎市へ!!!
・・・のつもりが気づいたら、セントレア中部国際空港へたどり着いていたという@@!ありえない乗り間違いをしでかした私です><
(しばらく名鉄恐怖症になりそう・・・)
この日は、岡崎市の平成29年度男女共同参画講座「産後について学び、夫婦で語る 〜あたらしい両親学級〜 」を担当させていただきました。
この夏、岡崎市男女共同参画課の女性担当者の方が「ぜひマドレボニータさんの講座を開催したいです!」とラブコールをくださり、実現となりました。産後ケアを当たり前に受けられる社会を作りたい!私たちにとって、こうして行政の方からご依頼がいただけるというのは、何よりも嬉しいことです。
そして、受付を開催してすぐに「夫婦・カップル対象で、こんなに早くたくさんの申し込みがあることはなかなか珍しいので、びっくりしております!」という担当者さんからのメールが!!!!!
しかも、今回は単身ではなく、ご夫婦でのお申し込みがものすごく多かったことは、それだけ産後ケアを夫婦で考えようとするカップルが多くなってきたということ。地域によっては、単身での参加が多いところもある中、岡崎市は先進的なのか!?と鼻息荒くなりました。
そして当日。
開口一番「この中で、わからないけれど、今日ここに連れてこられたという男性はいらっしゃいますか?」という質問をすると・・・あちこちで手が挙がりました(笑) みなさん、正直すぎます(笑)
でも、この場は男性陣を攻撃する場でも、「産後の妻のことをもっと理解してよ!こんなに大変なんだよ!!」と詰め寄る場でもありません。
女性も男性も「出産」という大きな転機にぶち当たる大きな変化やそれに伴う苦労や葛藤。そして現代ならではの生きづらさ。そういうものをまずは夫婦で知る場です。
そこでお伝えしたのは、産後の家庭に起こりうる3つの危機。
私たちマドレボニータは、
①母親の危機(産後うつ)
②子どもの危機(幼児虐待)
③夫婦の危機(離婚率の増加)を3つの危機として定義しています。
それらは目を背けたくなるような数字で「まさか自分の家で起きるわけない」と思うこともあるかもしれない。
だけど、自分の家で起こらなくても、隣の家で起こることかもしれない。
大事な友人が、保育所で一緒に通う子の家庭が、そういう状況に陥るかもしれない。
だから、他人事ではなく、自分たちが生きていく社会の中で起こりうることとしての知識としてまずは知って欲しいのです。
そういった社会情勢を知った上で、また、その背景にある女性の心身の変化や男性の生きづらさ、社会のあり方を知ることで、心が軽くなったり、優しくなれたり。
そして、「じゃ、それを一緒に乗り越えていこう!」と足並みを揃えて同じ方向を見ながら進んでいけるきっかけにしてもらう場です。
ピンと張り詰めた空気から、後半の夫婦でシェアリングを経て、どんどんその場の空気が柔らかくなっていくのを、今回もあちこちで感じることができました。
あー、やっぱり私はこの空気を感じられるのが大好き!!!
女性向けのレッスンももちろんやりがいはあるけれど、夫婦のことはやっぱり夫婦で一緒に考えて取り組んでいけたら、なんて心強いのだろう!!
そんなことを改めて感じられる時間となりました。
会場には、岡崎市周辺に在住の産後ケア教室OGのみなさんが、パートナーと一緒に足を運んでくださいました!!
(記念写真にパートナー陣、誰も写ってないけれど!笑)
こういう再会も嬉しいーーーーーーーッ!!!!!
その他にも、今回の講座をあちこちで宣伝してくださった、岡崎市の産後ドゥーラ 松本忍さんも多大なサポートをしながら参加してくださいました。
なのに、忍さんとの写真を撮り忘れたという・・・(涙)
雨の中にもかかわらず、参加してくださった皆さん。
企画から設営・片付けをになってくださった岡崎市役所男女共同参画課の皆さん。
お子さんたちを見守っててくださったサポーターの皆さん。
そして産後ドゥーラの松本さん。
本当に本当にありがとうございました。
皆さんのこれからの明るいパートナーシップを応援しています^^