産後でも元気な私にあえる!
NPO法人マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクターのヒロです。

昨夜のこと。
弟「(お風呂に)はいっていい?」
姉「ダメ。今日は一人で入りたいのー」
弟「○○くんもー!!」
姉「ゆっくり一人で入らせてよ…」
ちょっと大人になってきた10歳女子に、直球2歳男子のアタックは厄介もののようです。嗚呼、切ない…。
とはいえ、どちらの気持ちも尊重してあげたい。
歳の差兄弟のむずかしさに直面している今日この頃だったりします。
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さてさて、今日はちょっとうれしいことがありました。
それは、仕事の合間にコインランドリーに行った時のこと。
いつも何かと気にかけてくださる近所のAさんとバッタリ会いました。
Aさんは、私と同い年の息子さんがいて、いつも庭で子どもたちと遊んでいると、愛犬を連れて声を掛けてくれたり、庭の花を一緒になって手入れしてくれて、私にとっては母のような存在です。
そのAさんがそこでこう言ってくれたのです。
「山本さん家族は、下の子が産まれてから、ますますいい関係になったねー」と。
最初これを言われても、なんのことか分からず、思わず「えっ?なんでそう思うんですか?」と聞き返してしまいました。
すると、「家族一人一人がちゃんと家族の中で大事な役割を果たしてる。お父さんも限られた時間、ちゃんと子どもたちとの時間を過ごしているし、お母さんもイキイキとお仕事も頑張ってる。お姉ちゃんもちゃーんと下の子を見ているし、お友達ともたくさん遊んでる。下の子も保育所やお姉ちゃんたちのことをみて、どんどん吸収していってる。ほーんといい子に育ってる!傍から見てて、理想の家族だと思うよ」と。
それはもう本当に嬉しくて、思わず泣きそうになりました。
地域に、こんなにも見守ってくれている人がいたんだって。
と同時に、息子を出産するまでの私と今の私、何が違うかも考えました。
そこで分かったのは、それまでは地域に溶け込んでいこうとしない自分がいたということでした。
というのも、今のところに引っ越してきてからというもの、娘の幼稚園時代も、小学生に入って学童にお世話になっていた2年間も、あまり地域の人にお世話にならなくても困ることはなかったんです。
だけど、2年生の終わりに学童を卒業して、実際問題として、どうしても地域の人たちの力を借りなくては子育てが難しいということに気付いたんです。
それまでも産後クラスでは、子育ては地域でのつながりが必要!と声をあげていたけれど、それが本当の意味でやっとわかったのがその頃からでした。
かといって、いきなり地域の人に助けて!というのはできません。
だから、日常のコミュニケーションを大事にして、まずは距離を縮めよう!と、子どもたちと散歩したついでにご近所さんとお話ししたりすることから始めました。時に面倒くさいおじちゃん・おばちゃんの愚痴を聞かされることもあるけれど(笑)、それもまた面白い経験でした。
実は先日、子ども会の役員仕事で、しょーもないミスをして、自治会の皆さんに沢山迷惑をかけたことがありました。
ちょっと耳の痛いことも言われたりしましたが(涙)、そんなミスを笑って許してくれたり、一緒に作業をしてくれたおじさん・おばさんがいて、「あー、私、この地域にちゃんと責任を持って生きていかなアカンのやな」と反省したと同時に、もっと関わっていきたいという思いも湧いてきました。
そんな風に思っていたところに、今日のAさんの言葉。
地域で子育てしている実感を、ますます強くさせてくれた一言でした。
もー、本当に嬉しかったです。
ついでに、そんな話をしながら、話は月イチの旗当番の話に。
「今までは息子をおんぶして旗当番をしていたけれど、最近では息子も大きくなってきて、おんぶ紐からはみ出ちゃう。かといって、走り回る息子を連れて、手をつないで旗当番やるのも大変なんですよねー」なんて話をしたら、なんとそのAさんが「その時間、よかったら預かってあげるわよー。○君と一緒に遊べるのも、頼ってくれるのも嬉しいし!」と。
これはなんとも嬉しいお言葉!!!!
お言葉に甘えて、近々の旗当番でお世話になろうかと思います^^
地域で子育てをするってすごく難しいことのことに思えるけれど、だけどほんのちょっとした日々の行動で変わっていくんだろうな。
その土地を歩き、そこに住む人たちとこまめに言葉と笑顔を交わしていく。
そういえば!ご近所に毎日そんな風に歩いて、いろんな人と話しているおばあちゃんがいる。昔からそうやって人間関係を築いていたんだろう。
毎日歩き回るってことは難しくても、ちょっとした時間、家の外に子どもたちと出てみよう。そしてすれ違う人たちと言葉を交わしてみよう。それが、地域でつながることにきっとつながるから。
こんなシンプルなことに気付くことができた今日に感謝☆